こんにちは。グローバルスタッフです。
今回は筋肉のエネルギー源となる炭水化物について話していきたいと思います。
私たちは体を動かす際に筋肉を使いますが、そのエネルギー源となるのが「炭水化物」です。
炭水化物はご飯やパン、麺類などに多く含まれており、体内に取り込まれることでエネルギーへと変換され、筋肉を動かしているのです。
また、運動をすることによって筋肉を構成する組織の一部が損傷しますが、それを回復させるためにもエネルギーが必要となります。
この回復がしっかり行われなければせっかくトレーニングをしてもその効果が十分に得られないことがあります。
エネルギー不足にならないためにもトレーニング前だけでなく、大量のエネルギーを消耗したトレーニング後にも必要量の炭水化物を摂取することで、効率よくカラダづくりをしていくことが出来ます。
また筋トレ前の食事として、炭水化物とタンパク質の摂取を心がけたいところです。
炭水化物は運動をする際にエネルギーとして最も利用しやすい栄養素です。
そのため、白米やパンなどの炭水化物が多く含まれるものを、筋トレの2時間前程度に摂取すると、最もエネルギーが蓄えられた状態で筋トレができます。
また、タンパク質についても炭水化物と同じタイミングで摂取すると良いでしょう。
運動2〜3時間前に食事をとる場合
運動前にこれくらいの時間があればたいていのものは運動に影響がない程度に消化されるため、いつも通りの食事を取って大丈夫です。糖質や脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などをバランスよく取れるよう、ご飯や汁物、おかずなど定食形式のものがおすすめです。また、トレーニングの約3時間前に糖質を含んだ十分な食事を取ると、エネルギー源となる筋グリコーゲンの量が多くなり運動に効果的だとも言われています。
運動時間前に食事をとる場合
運動中に消化不良を起こすことを防ぐため、おにぎりやうどん、脂質の少ないパンなど、消化のよい炭水化物を軽く食べるようにしましょう。避けたいのは脂質が多いもの。揚げパンやデニッシュ、オイルたっぷりのパスタなどは、炭水化物がメインでも運動中に気分が悪くなってしまうことがあります。
食事を取れず運動30分前になってしまった場合
バナナや牛乳、ゼリー飲料などすぐに消化できてエネルギー効率がよく糖質を含むものがおすすめです。あまり時間がないときは、糖質補給と水分補給を兼ねてスポーツドリンクを利用してもよいでしょう。